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2010年11月15日 (月)

文明の終焉を迎えないように日本の森を元気にしよう

昨日閉会した第3回キャンパスフォーラムは政官学民が日本の森を良くしていこう、という微風が日吉キャンパスから吹きはじめたようです。フォーラムには森を愛する皆さん250名が集まってくれました。

Cimg0748 主催者を代表して岸井成格理事長から挨拶を受けた後、ご来賓のあいさつを皆川芳嗣林野庁長官からいただきました。皆川長官は、「旧来の考え方だけというのでなく、幅広い観点で日本の森を良くしていこう。来年は国際森林年、来年のさきがけとしてのフォーラムであってほしい」(挨拶の一部)と話してくれました。講演では林野庁・森林保護対策室室長の中村毅さん(写真下)から森林の保護の取り組みが話され、会場からの質問にも応えていただきました。Cimg0767 シンポジウム開始前には「日本の森を元気にする議員連盟」事務局長・松浦大悟参議院議員も出席され、御挨拶をいただきました。質疑討論の場では浦河治造さん、NPO法人、学生の皆さんから討論参加がありました。

12時から17時のフォーラムでは、森の悲鳴と人間への警告に黙っていると永遠に恵みの母たる森を救うことはできないとして、「政府は、日本の科学者の総力を結集してナラ枯れの原因(虫以外の)解明とその対策を早急に行ってください。等・・。」ということを政府に決断を求めた宣言を採択しました。キャンパスフォーラム報告は今後、その都度ブログで行っていきます。

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