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2010年11月23日 (火)

未来の子どもたちに何を残しますか

 2008年のキャンパスフォーラムで安田喜憲Pb221672 (国際日本文化研究センター教授)さんから「環境問題は政治の問題だ。未来の子どもたちのために大人は責任をもって政治を変えなくては駄目だ!」と言われ、その時から私もそのことを森づくりで貫き通すことにしています。

昨日は、私と同じ思いをもって地域で地道に子どもたちの未来のために奮闘している方々と出会うことができました。場所は群馬県桐生市の群馬大学工学部内の教室でした。入り口の庭園にはしだれ桜の葉が小雨に濡れて晩秋色を見せ、イチョウは今年最後の黄金色を輝かせて私たちを和ましてくれました。

会合は来年春に開催する「アースディin桐生2011」の準備委員会でした。会合には群馬大学工学部長・板橋英之教授、元群馬大学工学部長・根津紀久雄工学博士をはじめ、桐生市職員、地域で環境問題を取り組んでいる皆さんが出席していました。会合では、大人たちは未来の子どもたちに何を残していくのか、と言うことを軸にして話し合われました。

松木の杜の柵がイタズラされていますが、子どもたちの未来を考えるとイタズラでかたづけられません。森は全ての生きものの生命の源です。鹿が苗木を食べてしまう、鹿の遊び場となって苗木を折ったり踏みつぶしてしまうと全ての生きものの生命の源がつくられません。生きものみんな家族、地球も森も生きもの共同体として存在するには自然界のバランスが大切なのかもしれません。勤労感謝の日、近くの森に触れて疲れた身体と頭を休めています。

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