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2010年11月18日 (木)

自然の力は計り知れない

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 「どくだみ荘」での泊は先月22日ぶりです。焼酎のお茶割りを呑んでいても石油ストーブを焚かないと足腰が冷えてたまらないです。今日は26日に植える桜の苗木用の穴を20掘りました。来年の春には桜の花を観て一杯呑みたいものだという声がありますので、松木の杜に大きな苗木を植えることにしました。今年の春には「森びと広場」に桜の苗木を10本植ましたので、来年の春は楽しみがひとつ増えそうです。

 Pb181646 今日の10時頃の気温は7度でした。午前中の仕事を終えて作業場に戻ってみると気温は5度に下がっていました。ミゾレ混じりの小雨が降りましたので昼頃には冷えました。ところで午前中の作業は、作業引き継ぎノートに松木の杜に鹿が侵入していたと書いてありましたので柵のチェックをしました。西側の柵にはノートに書いてあったように支柱がグラグラしていました。点検してみると写真のように折れていました。「これはイタズラだ!」と思いました。柵の外は急斜面で鹿が駆け上がって支柱に体当たりできない。例え鹿が支柱に体当たりをしても支柱を折ることはできない、ということでイタズラ以外のことは考えられません。

 残念なことです。松木の杜では9月にも支柱が曲げられました。一昨年には臼沢の中腹でアルミ製の看板の二本の足が曲げられました。情けないことですが生物多様性の向上とか、自然界の摂理とかを訴えていかなくてはならないのかもしれません。明日は今月下旬、JICAの研修がありますのでその準備です。足尾・松木沢では間もなく木枯らしが吹きそうです。

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コメント

 寒い中の作業お疲れ様です。
 イタズラの知らせに怒りを通り越して悲しくなりました。人間同士が争ったって地球環境は良くならないのにと思います。でも、そう言う人がいるのも自然の一つと思って諦めなければならないのでしょうか?
 森びとはイタズラにも負けずに本物の森と人間を育てているんだと改めて感じました。

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