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2010年9月29日 (水)

5周年の森づくりに向けて土壌改良を行う

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みちのく事務所では、来年の植樹祭に向けて9月25日から26日にかけて土壌改良を松尾鉱山跡地元山堆積場で行いました。25日の午後は小雨が降ったり止んだりの中で大変でしたが、草刈りと盛土をつくりました。盛土まずはバックホーンで穴を掘り、その中へ藁やダンプで運んだ土と腐葉土そしてバーク堆肥と炭を混ぜたところをローターで撹乱するという作業でした。26日は暖かい陽射しの中で作業は順調に進められました。

Dscn0326_3 来年の植樹祭はみちのく事務所発足5周年の節目の年であり、その記念として10年目を見据えて「花の咲く木」の植樹を行う計画のもとに活動を進めてきました。今回の作業はその一環として行われました。土壌改良には事務所スタッフ、JREUの組合員の皆さん、JR貨物と仙建工業の皆さんが協力してくれました。2日間で60名ものボランティアによって計画通りの作業が終わりました。参加された皆さんお疲れ様でした。

Dscn0300_3 また、9月25日は林野庁主催による「鹿角八幡平ふるさと森林(もり)づくり」植樹祭が開催されました。植樹場所は平成9年に大規模な自然災害「澄川・赤川温泉土砂災害」が発生した跡地です。この災害で2つの温泉は壊滅し、ブナ・ミズナラなどの森林も消失しました。

植樹祭は森びと最高顧問の宮脇明先生の指導に基づき、土地本来の広葉樹を中心にした植樹を行うということでした。植樹祭には地元鹿角市の八幡平小学校・八幡平中学校などの小・中生をはじめとして、秋田県を中心に1.562名が参加してくれました。植えた苗木は主木となるブナ・ミズナラなど11種15.000本でした。みちのく事務所からも角岸所長以下6名のスタッフが参加しました。参加された皆さん寒い中ご苦労様でした。

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