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2010年4月 1日 (木)

母島に残した“山と心に木を植える”こころ

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 昨日は母島出港でした。出港時間は10時30分でしたが一昨日の母島丸が欠航しましたのでその分のコンテナを積む時間を要してか、出港が30分ほど遅れました。港には御世話になった観光協会の坂入さん、元観光協会長の山崎さんそして母島のいのちの森を案内してくれた星さんと茂木さんが見送りに来てくれました。年度末の港では東京職員のお別れ式が、小中学校の先生のお別れ式が行われていました。小中学校の先生は島で6年間も児童たちと学んでいたようです。島を離れる先生や職員の顔を見ていると、“お疲れ様でした“という声をかけたくなりました。

 Dsc_2997 短期間の森散策でしたが貴重ないのちの森に遭うことができました。数千万年も前に自然の力で作られた島に台風や漂流物、そして鳥に運ばれてきた小さな生命が進化してきた動植物がつくりだす自然の力。そしてそれは今も島の固有種として生きつづけ豊かな森を形成しています。人間はその恩恵を受けてゆっくり生きていました。その島の人たちに会うことができました。同行した相川さんには天然記念物のメグロを、田岡さんにはザトウクジラの写真を提供していただきました。

 Dsc00136 たった3日間でしたが新潟県からやってきた娘さんはアオウミガメのふ化を助けていましたし、川越出身の茂木さんはいのちの森を守っていまし、茨城県出身の坂入さんはアカギから固有種を守っていました。そして硫黄島生まれの山崎さんは母島の自然保護と観光のために汗していました。いろんな方々の地道な努力がで島の固有種が守られていることが分かりました。

 本日、一行は15時45分竹芝桟橋に着きました。またひとつ“山と心に木を植える”仲間たちの絆が太くなった心の森探訪でした。

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