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2010年1月 1日 (金)

全ての命は森に守られている

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 新年明けましたおめでとうございます。筆者は森の中に住んでいますが、朝7時の気温は-12度でした。今年の元旦は例年よりも2~3度高いようです。天気予報では1㍍程の降雪がある予測でしたが、除雪機を動かすほどではありませんでした。
 朝一番にやることは薪ストーブに残った僅かな炭火に薪を載せ、ストーブの火を消さずに暖をとることです。次にはラジオのスイッチを入れ、各地の新年の様子をニュースで聴きます。ニュースで流れる各地の様子に重ねて、各地の森びとインストラクターの顔、正会員やサポーターの皆さんの顔を思い浮かべています。
 昨夜はフォーラムのクロージングスピーチを振り返ってみました。岸井成格理事長が述べた、「世界も日本も文明の岐路に立っています。・・・文明が大きく変化するときは、原理原則、原点から物事を考えていくことが一番大事です」。エネルギー、食糧、水そして地球温暖化問題が私たちの目の前に深刻な問題になっていることを考えていく場合、私たちは「何ができるのかを考えると、木を植えることそして炭を撒くこと、ここからスタートする。全てに優先してこのことをやっていくことなのだ、ということを改めて強く感じました」。
 目の前の深刻な問題の解決策は、“人は森生かされている”ということから物事を考えていくとそのようになるようです。こんなことは多くの皆さんは分かっているのはずなのすが、COP15では世界の主要国首脳の顔は平気な顔の様子でした。今年のCOP16は森の中で議論を交わしてほしいものです。

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