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2009年11月23日 (月)

知恵と力を結集して、日本の森を元気にしたい

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 21日、秋田県に住む今村インストラクターからFAXとメールが届きました。その中身は、一週間後に開かれる第2回「森と生きるキャンパスフォーラム2009in早稲田」に向けた情報でした。
 フォーラムのアドバイザーとして出席する大森禎子先生から紹介された安田勲さんが、秋田県男鹿市で実証している炭蒔きによる松枯れ対策の現場を観てきた情報でした。それによると、「安田さんは怒っていました」と言うことです。

35 どういうことに怒っていたのかと言うと、安田さんの話を聞いた今村さんは、「常に山を観ていると森の変化に気づく、この変化を行政や学者に言っても一個人は相手にされない。松枯れの原因を学者に訊くと虫のせいにする。男鹿の松は殆ど伐採されている。伐ってしまうと原因が分からない。観光客の目に触れないようにしているのだか、そんなことでは事の重要性が分からない。何故、日本海側が枯れるのか、土壌が冒されているのか、等、トータル的に原因究明をしていないことに怒ってた」、と言っていました。安田さんは奥様と共に、20年位前から800坪の借地で炭を蒔き、その土地に松を植えています。その松は元気に育っています。(写真上) 男鹿でも松枯れと同時にナラ枯れが拡大していることに、安田さんは大変心配していた、と言います。今村さんはこの観察結果をフォーラムで報告したいと言っていました。

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