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2009年11月10日 (火)

樹木たちの越冬準備が終わりました

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 盛岡では11月3日初雪が降りました。去年より5日早い冬の到来です。県民の森の苗床もうっすらと雪で覆われていました。そんな中、みちのく事務所では今年最後の活動・腐葉土づくりを5日に行いました。
 当日は雨が降っていましたので、落ち葉は雨に濡れて湿って重たく、それを袋に入れて運ぶのことが大変でした。トラックで運んだ落ち葉は次々と木枠の中へ入れ、EM菌や米糠・粉炭などと混ぜ合わせ、撹乱させました。冷たい秋雨の降る中での作業は、手がかじかみながらの作業でしたが黙々と続けられ、新設した3基を含めて8基の木枠で腐葉土づくりができました。これは来年の土壌づくりに活用する予定です。作業は朝から雨降りでしたがJREUの組合員・OB会の皆さん45名のご協力を頂いて行いました。
 Cimg0022 この作業と並行して食害対策の第3弾を実施しました。それはライオンの糞のエキスをペットボトルに入れて杭に取り付け、孔をあけた部分から臭いを出し、ウサギなどを近づかせなくするというものです。効果は未だわかりませんが、先月27日に元山堆積場植樹場所の風上に30本を取り付けましたが、それを11月5日に確認するとその設置場所から離れているアキグミの緑の芽が食べられていました。まさに、動物たちとの知恵比べです。
 私たちは植樹した樹木を守り、その樹木の力によって将来「緑の雲上の楽園」とするために今、出来ることをしっかりと続けていきます。雨降りの寒い中、ボランティアで参加された皆さんお疲れ様でした。本当にありがとうございました。

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