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2009年9月13日 (日)

258本の若木が大地に根を張ることができますように?

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 今日の朝(7時50分頃)、森びと広場の気温は13度でした。空には秋の清らかな青空が遠くに見え、そのなかに昨日の雨雲でなく秋の雲が散らばって浮かんでいました。事務局は小豆の朝採りをしたのち、今日開催する第14回足尾・ふるさとの森づくりの最終チェックをして、本日の主役であるJREU横浜の皆さんを待ちました。
 10時30分、主役の皆さんはバス1台に乗車して松木沢に到着しました。車内では、宮脇昭先生のいのちの森づくりビデオを鑑賞し、森づくりの心構えを学んできたそうです。45分から開会セレモニーが始まり、森びとインストラクターの石井さんから植樹方法を教えられた皆さんは、苗木、移植ゴテ、黒土、腐葉土等を持って植樹会場目指して歩き始めました。
 13時30分には258本(ブナ、ミズナラ、コナラ、ヤマザクラ、ヤマモミジ、トチノキ、クリ)を臼沢の森と松木の杜に植えることができました。少し風が強い時もありましたが、爽やかな汗を流した皆さんの顔には自然の力から恵んで頂いた笑顔が見えていました。怪我や事故もなく植え終えた後は、山形の荒川ご夫妻から送られた芋煮をご馳走になりました。前段の準備をしてきた準備員の皆さん、本番でいい汗を流した参加者の皆さん、若木にいのちを吹き込んで頂きありがとうございました。
 今日はこの他に、神奈川県から明治学院大学生二人が育樹活動に参加してくれました。その一人、佐藤さんは「小さい時、遊んでいたのが森でしたので身体が森に行きたい(木を植えたい)となって、参加しました」と、言っていました。二人は、冬支度に入る若木の草取りをやっていただきました。三浦さん、佐藤さん、本日はありがとうございました。

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