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2009年5月17日 (日)

研究者を癒やす「鉄研の森」(仮称)を散策

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 樹齢200年はあると思われる巨木を観てきました。場所は国立市にある鉄道総合研究所内にある森です。クヌギ、イイギリ、ケヤキ、クスノキ、ヤマクワ、エノキ、エゴノキ、サクラ、シラカシ等…が、天高く伸びていました。クスノキやケヤキ等は5階建ての建物よりも高く幹が伸び、横には約10㍍も枝を広げていました。また、幹の周囲が2,3㍍もあるクヌギも生えていました。針葉樹はアカマツ、ヒマラヤスギ、サワラが生えていました。特に鮮やかであったのは白い花をびっしり着けていたエゴノキでした。(下の写真)
 案内してくれた方の話によると、夏にはカブトムシがクヌギに群がっているそうです。エノキが多かったのでオオムラサキは飛んできますか、と尋ねてみると、「気にしていないので分からない」と言っていました。散策を終えて、200年前はどんな森だったのか、とイメージを膨らませてみました。しかし、そのイメージは現実味が薄いので、研究所の前の民家にもこの森に生きている木々と同等の木々がそびえ立っているので、このお宅で話を伺ってみることにしました。
 とにかく素晴らしい森でした。今度はビルの屋上から木を観たいと思いました。また、育樹の歴史や担当者の話も伺えると、人と森との繋がりが見えてくるようです。案内をしてくれました皆さんありがとうございました。

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