« 0157菌を破壊する青森ヒバの役割 | メイン | 乾燥しきった土に元気の基をあげました »

2009年4月30日 (木)

どうしてそんなに木は長生きできるのか

P4300972

 “体験コーナーその2”は「丸太切り」です。左右に取っ手が付いたノコギリを二人で使い、丸太を切ってもらいます。そして切った面の年輪を算えて、丸太の年齢を計ってもらいます。そこで“なぁーんでか?”がはじまります。Q1、「木はどうしてこんなに長生きできるのか」、と。
 日本の森には、幹周りが40㍍以上・樹齢1千年以上のイチイ、根回り16㍍、樹高34㍍のカツラ、沖縄では400年以上生きているサキシマスオウノキ、屋久島では1千以上生きている屋久杉等が生きつづけています。環境省によると巨木の基準は、幹周り3㍍以上、太さ1㍍以上となっており、全国に約5万6千本生えているそうです。
 丸太切りでは、年輪を算えることから樹木の逞しさ、その逞しさは太陽と微生物から栄養を得て、そして脇役が主役を支えている、という生物社会を考えてもらいます。それを私たちが自然の恵みとして得られていることを実感していただきます。森に入ると山桜の花の可憐さ、ブナの逞しさ等を感じますが、事務局は“なぁーんでか?”に挑戦してもらいたい願っています。
P4210914

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/330076/19541203

どうしてそんなに木は長生きできるのかを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

森びと検索

最近のトラックバック