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2009年3月18日 (水)

 100年以上前の松木村を再現したい!

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 事務局は、今年から始まる「松木の杜」(仮称)づくりに向けて様々な準備をすすめています。そのひとつに、「足尾いのちの森づくり看板」(仮称)の準備です。すでに看板の主柱は製材され、設置するまでになりました。看板に貼る絵と文章の制作は現在進行中ですが、昨日は、足尾在住の川田勉さんにお会いし、当時の松木村の話を聞きました。私たちは川田さんから約60分間の話を聞き、その後、川田さんの案内で当時の松木村の現地を再認識しました。
 川田さんは、松木村で最後の最後まで生活していた星野金治郎さんの息子・星野金平さんから聞いていた話などを私たちに語ってくれました。川田さん、ありがとうございました。
 110年以上前の松木村の絵を描いている方は、JREU・絵画クラブの加藤さんと益子さんです。彼らは真剣なまなざしで加藤さんの話に聞き入っていました。この二人は現在、当時の様子をM100号のキャンバスに描こうとしています。加藤さん、益子さんよろしくお願いします。
 川田さんの話によると、家の屋根は木っ端屋根で、庭先にはシャクナゲが咲き、もみの木が防風林になっていたようです。私たちは、松木沢を訪れるハイカー、釣り人、ロッククライミングに挑戦する皆さんに当時の松木村人が、森と共に生きていた様子を感じてもらい、森(自然)の大切さを訴えていければ、と願っています。
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コメント

松木村に森がよみがえれば、やがては村ができるかも知れませんね。

ノスタルジックハンターと申します。
先日旧松木村を見てまいりました。
とても寂しく、悲しい気持ちになりました。

松木村の出来事は、もっと世界に発信すべきだと思います。

活動を心から応援しております。
がんばってください。

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