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2008年12月18日 (木)

「千年の森」に畏敬の念

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 今日は奥日光の巨木トチノキを調査しました。場所は中禅寺湖湖畔で、菖蒲が浜から千手が浜へ向けて約2㎞のところです。私たち3人は厚さ30センチ以上ある落ち葉を踏んで、シュジュウカラ、ゴジュウカラの声に耳を傾けながら、厳冬を迎える森を歩きました。この地には巨木トチノキ、ミズナラ、ハリキリ等が生えています。調査は、巨木のトチノキ、ミズナラの幹の周囲などを測り、樹齢を割り出していこうというものです。
 今日の湖畔は風もなく穏やかでしたので、調査はスムースにできました。トチノキの幹の周囲は最大で6㍍53㌢ありました。ミズナラの巨木は5㍍60㌢の太さでした。土質は湖畔なので砂地で、水分が多く含んでいます。
 足尾の長屋に戻って測ったトチノキとミズナラの樹齢を推定しましたら、なんと1千年以上である、という結論になりました。奥日光には「千年の森」がありました。

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