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2008年11月21日 (金)

人間は、大自然のもとで生かしてもらっている動物にすぎない

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 「芸術の秋」という言葉を実感できる朝が19日でした。私達人間は、自然(=秋)の素晴らしさを絵や写真、俳句等に創作して楽しんでいます。その対象物は人間が創りだしているのでなく、主に森林が創りだしてくれています。同じ対象物を作品にしても、その魅力は創作者の人間性にあるようです。19日の旧足尾銅山跡地はそんな気持ちにさせてくれました。
 私の好きな画家の1人に田崎廣助氏がいます。田崎氏は、阿蘇山や浅間山の風景を描いていますが、創作する前にはその山を360度から見て回り、山にも登ったりします。そこには「浅間山とそこに生きているもののすべてが手を取り合って生きている。人間もこの大自然のもとで生かしてもらっている動物にすぎず、その知恵と学問を利用して自然を破壊してはいけない」(田崎廣助画伯)、という考え方があるようです。
 ところで安田喜憲先生から「自然と生きる環境生命文明」と題した、「第9回国境を越えて野鳥の保護を」というシンポジウムの案内が事務所に届きました。今月24日(月)・13時から17時まで、場所は「砂防会館」、参加費は1人1000円です。基調講演は柳生 博(日本野鳥の会会長)シンポジウムのパネリストは、ライ・ヤマモリ(エコロジスト)、中貝宗治(豊岡市長)、安田喜徳(国際日本文化研究センター)です。(問い合わせ先:日吉神社:052-400-2402、花園神社:03-3209-5265まで)
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