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2008年10月 1日 (水)

秋雨、こころに染みる森の宝物

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 足尾は本日、台風15号の影響はありませんでした。小雨はありましたが、15時過ぎには秋の青空が松木沢に現れました。そんな景色を背後に語ってくれた苗木分け作業に参加してくれた15名の皆さんは、厳冬を迎える一年生の苗木に元気を与えられたことに感動しているようでした。
  本日から始まった秋の苗木分け作業は、980トレイ・約1960本に元気を与えました。作業は単純ですが、ボランティァは一本一本の根を見て、ポットに入れる土や腐葉土の割合を判断します。これは結果的に、若木の生長を左右する判断ですから、ボランティァの皆さんも緊張します。
 単純な1日中ですが、作業中はラジオを聴いています。本日は、国会中継がラジオ放送で流されましたが、地球温暖化防止の質疑はありませんでした。こんな国会状況を聞いていると、私たち労働者・市民の生命(いのち)を第一としてまったく考えていないことがはっきりしました。
 植樹会場にはコスモスがきれいな花びらをなびかせ、足尾会場は旧松木村の森を再生しているかのようでした。来週末には、第8回「足尾・ふるさとの森づくり」(苗木づくり)が行われます。ドングリに生命(いのち)を吹き込んでくれた皆さんありがとうございました。

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