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2008年9月25日 (木)

 自然災害に強い「いのちの森づくり」はじまる

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 23日、岩手・宮城内陸地震復興に汗している奥州市で「いのちの森づくり」が行われました。この森づくりは「第1回奥州万年の森植樹祭」として開催され、当日は市民400名が参加しました。 植樹祭は宮脇昭先生の指導の基に準備され、植樹アドバイスは森びとプロジェクト委員会みちのく事務所からインストラクターを含め20名が行いました。植えた苗木はミズナラ、クヌギ、カツラ、ホウノキ、コブシ等14種類、大地に根を張った本数は4500本でした。
 植樹場所は広さ66㌶もあり、昭和40年頃まで養蚕団地になっていました。しかし、その後は開発計画も市議会で決まらず、放置されていました。この荒れ地に「いのち森をつくろう」と起ち上がったのが、森びとインストラクター・及川さんと市民の皆さんでした。
 前日には、講演会で宮脇昭先生が「いのちの森づくり」の大切さを市民に訴え、会場は植樹際を盛り上げていこう、となりました。この熱気は翌日の雨模様を吹き飛ばし、開会式では相原市長の森づくりへの意気込みが参加者へ伝えられ、宮脇昭先生からは“奥州市から世界へ発信しよう!”、と市民へ檄が飛ばされました。参加者と共に汗したインストラクターの皆さんは、心地よい顔をしていました。みちのく事務所の皆さんお疲れ様でした。

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