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2008年9月18日 (木)

 届けてあげたい秋の声と風

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 昨日は朝5時に起きました。ドイツ訪問後の足尾へ向かうために、早起きをして家を出発しました。電車の窓から見える田んぼの稲は、朝陽に照らされて黄金色でした。下今市駅から日光駅間ではコスモスが初秋を感じさせてくれました。
 足尾・「森びと広場」に着くと、モズがキィーキィーと鳴いていました。松木沢でも秋だなぁー、と感じながら刈り払機で草を刈りました。給油のためにエンジンを止めると、草の根元からはコオロギが鳴いていました。広場から対岸の岩山を見ると、一生懸命に生きている木々の葉が黄色や赤に衣替えしていました。松木沢も短い秋に向かっています。
 14日の操車場跡地での苗木づくりで印象に残っていたお母さんの「最後までやりなさい」、という言葉が頭に浮かんできたので、昼食後に「絆の森」へ行ってみました。狭い会場には昨年植えたコブシが一気に元気を出して生長していました。樹高40㌢~50㌢程であったコブシは、1㍍以上にもなっていました。土が無くなるまでドングリに命を吹き込んでいた操車場跡地の子どもたち。早く、この子たちにこのコブシの生長振りを見せてやりたい、と思いました。そして、「最後までやりなさい」と言ってくれたお母さんの願いが、早くかなえられるようにと思いつつ、草刈りをしました。

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