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2008年7月18日 (金)

森と人のつながり、人と人とのつながりを求めて

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 「洞爺湖サミット」は何を決めたのか?「温室効果ガス削減目標を決めることは難しい、ということを意思統一しだけのサミットだ」等の意見。この意見は13日東京都新宿区内で開かれた、第1回理事会で出されました。会議の審議事項は、春の事業を振り返り、秋の事業に向けた内容でしたが、初めて開催する「森と生きるキャンパスフォーラム2008」を意義のあるものに創りだす審議に時間を割きました。
 主要国サミットの無様な現状は、自然を征服できるとした考えを基にした国益(経済優先)がぶつかり合って生み出されました。フォーラムでは、人間は森から生かされているとした考えの基に、森(自然環境)とともに生きていくために、人間の課題を探り、できることをやっていこう、ということを探求します。その中核は若者たちです。身近で起こっていることや活動していることを報告し合って、討論を深め、先輩諸氏からのアドバイスを受けて、100年先もこの地球(自然環境)ととも生きていく進路を探し求めます。
 フォーラムには13日現在、東京都内、埼玉県、千葉県、栃木県、岩手県の公・私立の8校、首都圏の大学生、NPO法人と若者たちが応募しています。応募者の中には熊本県からの参加者もおります。
 事務局は6月中旬、首都圏を中心に1500箇所の高校、大学、各種施設へ参加呼びかけを行ってきました。反応は鈍い状況ですが、私たち事務局スタッフはこれが首都圏の現状であることを認識し、森と人間のつながりと人間と人間のつながりを創りだしたいと最後の準備に汗しています。
 社会では「世の中を騒がせてやりたかった?」等と、若者が引き起こした悲惨な事件が起こっています。今、現代に求められていることは森と人とのつながり、人と人とのつながりから湧き出る人間の知恵ではないでしょか。フォーラムではこんなことも討論できればと、スタッフ一同は汗を流します。多くの若者の皆さん!、7月27日(日)・13時には横浜国大キャンパスで会いましょう。
 

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