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2008年7月10日 (木)

 いのちの森を支えるJRマンの心

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 本日(10日)は朝4時、ウグイスの鳴き声で目が覚めました。天気は曇りですが、予報では暑くなるようです。
 昨日の作業は9名で1980本の苗木分けを行いました。雨降る中を、いつものようにテント内で黙々と作業を続けました。昨日もJR東労組の大宮のみなさんが5名来てくれました。7日から連日作業を続けくれている第1期インストラクターの阿部さん、第3期の田岡さんも一緒に、若木に元気を与えていました。
 昼食後、阿部さんと田岡さんは苗分け作業をしているところから松木沢(南側)にある「絆の森」の若木の生長具合を見に行きました。20分程経った時、「○さん!○さん!大変だよ」という大声が広場に届きました。振り返ってみると、田岡さんがぐったりとしたバンビを抱えていました。「絆の森」付近で死んでいた、ということでした。「みんなで埋めてやろう!」となって、広場の片隅に穴を掘って埋葬してやりました。現地で森をつくっている私たちにとっては、苗木を食べてしまう外敵の一種ですが、その心は「埋葬してやろう。作業が終わったら日光駅前で清めをして帰ろう」、ということでした。JRマンの毎日の仕事は、利用者と自分の命を守っている神経をすり減らすものです。その心が垣間見えた瞬間でした。
 16時30分頃、皆さんを日光駅まで送りました。車中では、清めをするために1時間後の電車で帰ろう、という話しをしていました。昨夜、私たちもJRマンの心にうたれて清めをしました。ボランティァの皆さんお疲れ様でした。

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