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2008年7月26日 (土)

肩に力を入れず、大いに語り、舵をいのちの森へ!

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 本日も気温35度以上の猛暑になるようです。いよいよ明日は「第1回森と生きるキャンパスフォーラム2008」の開会です。運営スタッフたちの準備もほぼ終わりました。昨日(25日)はパンフレット、報告集や看板を作りました。
 フォーラムの準備と本番の運営は第2期のインストラクターが中心となっています。スタッフ達は平日は仕事、準備は毎週土日という中で準備を進めてきました。2012年までの5年間、このフォーラムを通じて大人たちが若者の目線で若者たちと語り合い、自然環境と人間の命を大切にする心を育んでいきたいと、スタッフたちは願っています。
 準備の過程では意見の対立は勿論、辛い作業を我慢し、作業が終わった後の苦労話と抱負を語り合った懇親の場、また、猛暑の中で育苗作業が続けられている足尾の話に耳を傾けるなど、準備作業の過程では、私たちの活動や社会は人から支えられ人が支えていることを、スタッフたちは教えられているようです。
 サミット後、一部報道機関では「持続可能な社会」とか、「低炭素社会の実現」等を報道しています。その主旨は、今後の社会は限りあるエネルギーに依存せず、身近なところから省エネ、節約を行い、企業が開発した新エコ商品を購入・消費していくことだ、ということです。ある学者は、「エネルギー効率の低い製品を長く使うことは地球に対する犯罪だ」として、「巨大な買い換え運動」を提案しているありさまです。
 エネルギー効率を良くしても生産量が増えれば温室効果ガスの排出量も増えます。しかし、この問題は排出量の売買で相殺する、というように温室効果ガス削減問題は、全生命体の命を優先するのではなく、経済優先となっているようです。
 新宿事務所には明日のフォーラム会場を癒やしてくれる苗木が届きました。これは足尾でボランティア作業を手伝ってくれている磯崎さんが、自宅のベランダで大切に育てている苗木です。明日は、若者たちが主役になる日です。

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