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2008年6月30日 (月)

自然を征服できる、とする考えは地球と人を破壊する

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 昨日(6/29)、第4期「森びと教室」(3回目)が日光市足尾町で開講しました。4名の欠席がありましたが、受講者24名は午前中の講義と午後の実習を受けました。
 講義は、「世界の異常気象」と「遺伝子組み換え食品」をテーマとして、その現状と原因を探るものでした。講師は、大石正道先生(理学博士)です。質疑を通じて、地球温暖化の原因は人間の影響であり、世界中の人々が知恵を出し合って国際的に協力していかない限り、この地球は救えないことを学びました。また、遺伝子組み換えでは、組み替え作物の作付け面積が年々拡大している中で、私たちは遺伝子組み換え食品の知識をどん欲に得ていく大切さを学びました。とくに、遺伝子組み換え技術を使わなくとも、品種改良によって良質の作物が生産できることも学びました。
 午後は、苗分け作業の実習です。昨年秋、どしゃ降りの雨の中でドングリ5万個以上を蒔きました。このドングリは6割から7割程度が発芽し、眩しいほどの若葉をつけています。赤ん坊の苗木の根をポットの中で充満させる環境づくりが苗分け作業です。受講者の皆さんはテントの中で、100年先を生きる人間のために生命(いのち)の森の主役になってほしい、と丁寧に苗分けを行いました。
 受講者のみなさんお疲れ様でした。大石先生ありがとうございました。

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